トヨニ右股沢は、直登可能な沢が次から次へと出てくる楽しい沢で、中級者のリーダー養成等腕試しに適当な沢だと思います。右股沢を遡行した２８日は、あいにくの曇天で気温も上がらず、水に濡れると寒いくらいだったので、夏の心地良い沢登りとはなりませんでしたが、次から次へとあらわれる滝は沢登りの醍醐味を十分感じさせてくれました。
写真の滝はＦ４（５ｍ）で、沢が９０度曲がっている奥にある滝です。一見すると突破不可能に思えましたが、右岸上段を行けるところまで行くと残置ハーケン有り、ここからラッペルして左岸に渡りました。
懸垂しているのは、釧路での山仲間になったＴさん。偶然にも同じ大学出身で、恐れ多くも北鷹寮の大先輩でした。
